【TFT】パッチ14.7変更点まとめ|バフ・ナーフ・環境変化を考察

パッチノート(ライブ・PBE)

概要

パッチ14.7は、7月開催の「Cyber City Tactician’s Crown」に向けた競技シーン重視の調整パッチです。

set14の集大成となる大会に向けて、サイファーやエグゾテック、ヴァンガードなどの前パッチのトップティア特性にナーフが入り、シヴァーナ、ジグス、ヴェックスといった使用率の低かったユニットにバフが加えられました。

本パッチは大きなメタ変動を起こすというより、「強すぎた構成や要素の抑制」と「使用機会の少なかったユニットの底上げ」を意図した、セット終盤らしいバランス調整となっています。

変更点

システム

  • 全レディアントアイテムの名称を独自名称から「レディアント◯◯」に変更
  • ステージ5~のドラフトラウンドでピックしなかった場合、「最もコストが高いチャンピオン」ではなく「完成アイテム」を優先するように変更(可能な場合)

ダブルアップ(Double Up)

  • チームキャノンのクールダウンは、星の数ではなくユニットのコストに基づくようになりました。
    クールダウンはコスト1/2/3/4/5に対してそれぞれ3/3/3/5/5ラウンドです。
  • チームキャノンでは★1ユニットのみ送信可能です。
  • 複製装置のギフトアーマリーは、「3つの小型複製装置」に変更されました。
  • 「最強の四配者」がこのモードから削除されました。

ユニット

ザイラ

  • メインの蔓ダメージ:290/435/660/885% ⇒ 305/460/685/905%
  • サブの蔓ダメージ:145/220/330/440% ⇒ 150/225/340/455%

ドクター・ムンド

  • 体力回復量の体力反映率:5% ⇒ 2%

ヴァイ

  • スペルシールドのAP反映率:275/350/500/650% ⇒ 260/335/500/665%

グレイブス

  • 飛翔体の攻撃力割合:35% → 33%
  • タイタニック・ハイドラとウィッツ・エンドの効果が、5回ではなく通常攻撃1回ごとに1回発動するように変更

シヴァーナ

  • スペルによるHP回復量:200/270/340% ⇒ 210/285/360%

ヴェイン

  • 攻撃力:50 → 53

フィドルスティックス

  • 攻撃速度: 0.70 → 0.75

アニー

  • ミニファイアーボールダメージ: 45/68/300 → 42/63/300

ジグス

  • スペルダメージ:250/375/1500 → 265/400/1500

チョ=ガス

  • 体力:1000 → 1100

ニーコ

  • シールド量: スペルシールド:280/300/1500 → 295/315/1500

ミス・フォーチュン

  • 攻撃力:53 → 56
  • シンジケート7時の貫通ダメージ:33% → 40%

ヴェックス

  • メインスキルダメージ:180/270/1100 → 190/285/1150

サミーラ

  • 基本弾数: 20 → 22
  • AMPごとの追加弾数:2 → 1

ザック

  • ウィルス一つあたりの魔力増加量: 4% → 2%
  • 基本スキルダメージ:115/175/1000 → 140/210/1000

レネクトン

  • 体力:1000 → 1100

特性

サイファー

  • ステージ毎の敗北ボーナス:16/20/24/28 → 13/18/23/28

エクセキューショナー

  • (4): クリティカル率 45% → 50%
  • (5): クリティカル率 50% → 55%

エグゾテック

  • (7): 体力 300 → 270
  • ホロボウ:新たに攻撃力+15%を付与

ニトロ

  • クロム1つあたりの体力: 11 → 12

ヴァンガード

  • (6): 最大体力の48% → 45%

オーグメント

ゴールド

背水の陣

  • HP回復量:200 → 150

メモリーバンク

  • 3-2ラウンドでは出現しなくなりました

オーバークロック

  • 無効化

交換部品

  • 無効化

ソーンプレートアーマー

  • 回復量:35% → 30%

プリズム

即決

  • 無効化

ルーデン エコー III

  • ダメージ:100–250 → 110–300

考察

パッチ14.7は、「Cyber City Tactician’s Crown」などの大会を見据えた競技シーン最終調整パッチであり、同時にメタの広がりと健全化を狙った内容となっています。

前パッチの14.6では、ヴァンガードやエグゾテックによる過剰な耐久力により、幅広い構成が中盤で機能不全に陥るという課題が顕著でした。

今回はその反省を受け、特定の高耐久特性(ヴァンガード、エグゾテック、サイファー)に明確なナーフを加える一方で、使用率の低かったユニット(ジグス、チョ=ガス、ニーコなど)や特性(ニトロ、エクセキューショナーなど)に広くバフが入りました。
その結果、特定のメタ構成に依存せず、より多様な構成が活躍しやすい環境が整ったと言えるでしょう。

総じて、パッチ14.7は「固定されたメタの是正」「構成選択の柔軟化」「競技性の担保」という3つの柱でバランスが取られており、進行中の盤面やユニットに応じて構成を柔軟に組み替えるプレイヤースキルが試される環境となりそうです。

引用:TFT patch 14.7

管理人 山こやま
管理人 山こやま

set14あと一か月か、、、

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