記事
You don’t go 5 win streak or 5 lose streak every game, how does everyone play in these situations?
概要
本記事は、RedditのCompetitiveTFT板に投稿された「You don’t go 5 win streak or 5 lose streak every game, how does everyone play in these situations?」というスレッドを元に、序盤で連勝も連敗もできない“中間状態”のとき、上手いプレイヤーたちはどう立ち回っているのかを探った内容です。
多くのトップランカーや経験者が、2-1〜2-6の混合パターン(例:勝ち→負け→勝ち→負け)をどう捉え、どんな意思決定をしているかが語られており、初心者〜中級者にとって非常に参考になる内容となっています!
内容紹介
投稿者の問題提起

「毎回5連勝 or 5連敗はできないよね?じゃあ、勝ち負けが交互に続くときって、みんなどうしてるの?」
→ 最適な経済が組めないこの状態で、HPを犠牲に連敗狙いをすべきか、1ゴールドでも勝利で稼ぐべきか、意見を求めた。
経験者達のアドバイス

- 交互の勝敗は気にせず、構成に応じて最適解を選ぶべき
- 交互の勝敗は頻繁に起きるし、致命的ではない
- リロール構成ならHPを削ってでも連敗を優先、Fast8/9狙いなら最強盤面を作り続ける
- 2-1のオーグメントで戦闘系を取ったなら連勝による金銭回収を目指す
- HPと盤面の価値を正しく理解し、「勝てるなら勝つ」が正解
- 高ランク帯では、ストリークにこだわらず「微勝ちを積み重ねる」プレイが主流
- 無理に20/30Gを狙わず、必要なら利子を切ってでも強い盤面を目指すべき
- 1ゴールドとHPの価値は想像以上に重い
- 「勝つだけで1ゴールド+HPを得る」ことの重要性を軽視すべきでない
- 2勝3敗と3勝2敗ではたった1Gの差、数HPの差でも、最終順位で3〜6位差になる可能性すらある
- “理想的じゃない序盤”こそプレイヤースキルが問われる
- 「全員が連勝or連敗できるわけではない」前提のガイドが少なすぎる
- 実際には混合パターンが多く、だからこそ盤面強化とプラン変更の柔軟性が重要
印象的なコメント抜粋
- 3連敗→2勝で+1G、HP温存のほうが価値がある場面が多い
- 2、3勝できないボードならさっさと5連敗を作る。中途半端が一番ダメ
- 混合ストリークは“ミスの猶予”を狭める。だからこそ“柔軟性”が大事
- 負勝負勝負は俺のお気に入りスタート(笑)
総まとめ

この議論に対し、PM_ME_ANIME_THIGHS-という方が理論的な結論をまとめています:
2-3で負けた後の展開比較:連勝 vs 連敗
- そのまま連敗した場合(2-5、2-6も負け)
- 2-3の時点では連敗ボーナスは無しのため、ゴールドは0
- 2-5、2-6では「2~3連敗ボーナス」としてそれぞれ+1G
- 合計で +3G(クリープラウンドでの連敗ボーナスも含む)
- ただし HPは約10失う
➡️ 得られるのは+3G、HPロスあり
- そのまま連勝した場合(2-5、2-6で勝利)
- 2-5で勝利:+1G
- 2-6も勝てば2連勝ボーナス突入で、+2G
- 合計で +4G(クリープラウンドでの連勝ボーナスも含む)
- さらに HPも一切失わない
➡️ 得られるのは+4G、HPロスなし
つまり「5連敗でないなら連敗を狙う価値はほとんどない」という結論です。
また、高ランカーの実戦観察として:
- ステージ2〜3ではストリークなしでも「最強盤面」を目指すのが基本
- 利子を損してでもHP温存を優先するのがトッププレイヤーの特徴
- 一方で、中堅プレイヤーほど利子の取得に固執しすぎてしまう傾向があると指摘
最後には、「本当に強いプレイヤーは“必要なら金利を切ってでもりロールする柔軟さ”を持っており、それが勝敗を分ける」と語られています。
この意見は、「勝ち負け交互の場面でどうするか?」という問いに対し、最も明確な理論的回答のひとつとなっていました。
所感
TFTにおける「理想の序盤」は確かに連勝や連敗ですが、実戦ではそんなにうまくいかないことがほとんど。
今回のスレッドでは、“勝ち負けが混ざったときにどうリカバリーするか”が実に多角的に語られており、実践的な知識が満載でした!
大事なアドバイスが多く、ステージ2の重要性を改めて痛感させられますね。

勝つために利子を取ってるから、
勝てる見込みがあるなら利子を犠牲にしても良いって考え方なのかな
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