引用元
[引用元]
URL:【TFT】アイテムに関するグラフ&タンクの話|k5
URL(補足用):【TFT】スタッツ効率から見るアイテムビルド考察|k5
URL(補足用):【TFT】ステータス計算の補足とさらなる応用編|k5
[k5氏 リンク]
X:k5(@j_l4_6)さん / X
note:k5|note
概要
本記事は、2026年2月時点のパッチ16.4環境に基づき、TFT(チームファイトタクティクス)におけるアイテムのパワーバランスと、タンクビルドのロジックを視覚的・理論的に分析したものです。
「論理的かつ汎用的な攻略」をテーマにした連載の派生として、実戦で役立つアイテム選択の基準や、ステータスの伸び方をグラフ化して検証しています。
また、瞬時の判断が求められるドラフトラウンド等で役立つ、不足ステータスを補うための考え方も紹介しています。
内容
攻撃速度アイテムの比較(グインソーvsレッドバフvsクイックシルバー)
攻撃速度(AS)アイテムの代表格である「グインソー・レイジブレード」と「レッドバフ」、「クイックシルバー」の強さを、戦闘時間ごとの攻撃回数で比較検証。

各アイテムの時間あたりの攻撃回数を比較したグラフ
検証結果
- ~10秒:初期攻撃速度+45%の効果で序盤はレッドバフが圧倒します。グインソーが攻撃回数で追いつくには10秒かかります(ダメージ増加等もあるためダメージ総量で追いつくのはさらに後)。
- 15秒~:グインソーが一気に差をつけ始めます。時間が経てば経つほどグインソーが有利になり、30秒時点ではレッドバフの約1.5倍攻撃できます。
- クイックシルバー:レッドバフに追いつくには20秒必要です。速度そのものより、行動妨害無効やクリティカルによる他アイテムとのシナジーで選ぶアイテムです。
結論:グインソーは「タンクの信頼度」で選ぶ
グインソーが真価を発揮するには、20秒以上の戦闘時間が必要です。
グインソー採用の基準
- ○ 採用: タンクが十分に硬く、時間を稼げる構成。
- × 不採用: タンクが脆い、または短期決戦を狙う構成(→レッドバフ推奨)。
つまり、グインソーは「持ち主との相性」以上に「タンクとの相性(どれだけ耐えられるか)」が重要になるアイテムです。
通常攻撃DPSランキング
最新のリワーク環境下における、アイテム単体(他スキル等無視)でのダメージ倍率比較。

各アイテムで通常攻撃を撃ち続けた時にダメージが何倍になるかを表したグラフ(スキルは無視)
検証の前提条件と傾向
各アイテムを単体で持たせ、他のスキルや効果を排除して「通常攻撃のみ」を行った場合のダメージ倍率を算出しました。
- 基本ライン:約1.5倍 多くのアイテムは、単体でダメージが1.5倍程度になるよう設計されています。
- 特殊効果持ち:約1.2倍スタート 特殊な発動条件を持つアイテムは、発動前は1.2倍程度と控えめですが、条件を満たすと格段に強くなります。
スタック系アイテムは最大スタック時、時間経過で強くなるアイテムは18秒時点(クイックシルバーの効果が切れるタイミング)での数値を黄枠として比較。
結論(各アイテムの評価)
- ジャイアントスレイヤー:高評価
- 通常時でダメージ+50%強、対タンクではデスブレードを超えるダメージを出します。
- 確保しにくい「ダメージ増加」ステータスで火力を伸ばせる点が非常に高評価です。
- ストライカー・フレイル:クリティカル率を活かせる時に
- 最大スタックでもダメージ+30%止まりです。
- 純粋な火力よりも、体力やクリティカル率といったステータスを活かすためのアイテムです。
- スタック系(クラーケン & グインソー):タンクが固い時に強い
- クラーケン: 攻撃力偏重のステータスを持つため、攻撃速度(AS)増加と極めて相性が良いです。ASが低いと序盤の弱さが目立ちます。
- グインソー: 戦闘時間18秒時点でのDPSは驚異の2.36倍。時間さえ稼げば最強です。
クラーケン、グインソーの2つを持つと開始直後が非常に弱いので、序盤の火力不足を補えるほど、タンクが信用できる(硬い)ときだけ採用しましょう。
魔力スキルDPSランキング
キャスターがアイテムを持った際のスキルDPS(時間あたりのダメージ)を比較。

キャスターが各アイテムを単体で所持した際の「スキルDPS」を比較したグラフ
検証の前提条件と傾向
以下の条件下で攻撃速度0.75のキャスターが各アイテムを単体で所持した際の「スキルDPS」を比較したものです。
- スキルモーションやマナロックを0秒と仮定しています。そのため、実際よりも「マナ増加」と「攻撃速度」の効果が高く評価される傾向にあります(スキルモーションが長い、または最大マナが小さいほど、マナ関連アイテムの実効値は下がります)。
- 計算に含まれる要素
- ジュエルガントレット: クリティカル発生によるダメージ期待値。
- ナッシャートゥース: 初期クリティカル率に基づいたマナ回復の期待値。
- アークエンジェルスタッフ: 戦闘開始から15秒経過時点での数値。
- 計算から除外した要素
- 燃焼ダメージや、分解(魔法防御低下)などのデバフ効果。
全体的な傾向として魔力アイテムは強力 通常攻撃DPSと比較して、上昇率が高く設定されています。
これは物理アイテムが「通常攻撃+スキル」両方に寄与するのに対し、魔力・マナアイテムは「スキル火力のみ」に寄与するため、バランス調整として効果量が強めに設計されているためです。
結論(各アイテムの評価)
- マナ系(ブルーバフ・ショウジンの矛):圧倒的な強さ
- マナ増加アイテムのパフォーマンスが頭一つ抜けています。
- これらはステータス面でもシナジー(青バフ=魔力、ショウジン=攻撃速度、アダプティブ=マナ、ナッシャー=クリティカル)を持っており、実戦での強さはさらに跳ね上がります。
- キャスターはマナ系1個+それに合うビルドを組み立てるのが強いでしょう。
- アークエンジェルスタッフ:隙のない最強格
- スタック系アイテムですが、増加ステータスが優秀なため最初から強いです。
- 戦闘開始5秒時点でラバドン・デスキャップと同等の魔力に達し、長期戦での強さは言うまでもありません。
- 現在は「ジュエル+ナッシャー」の組み合わせが人気で採用率は低めですが、もっと評価されるべきアイテムです。
- モレロノミコン・ガンブレード:数値は控えめ
- DPS倍率は1.36倍程度と低く見えますが、これは周囲が強すぎるためです。
- 特殊効果(回復阻害・味方回復)が本体であり、マナ自動回復がついた現在はマークスマンよりもキャスターやスキルファイターに適しています。
タンクアイテム早見表
「今足りないステータスを補うには何を作ればいいか」を一目で判断できる早見表を作成。
タンクビルドの基本ロジック

上が体力に関する項、下がスキルや効果による魔力系の項
タンクの堅さは大まかに以下の掛け算で決まります。
「体力要素(体力、シールド)」×「防御要素(AR、MR)」×「耐久力」
既に伸びている要素をさらに伸ばすよりも、「足りない要素を補う」方が効率よく堅くなれます。
耐久力アイテムを複数持った場合は、
アイテムごとの耐久力を掛けた値が合計耐久力となります。
耐久力15%(受けるダメージを85%に減らす)アイテムを2つ持った場合、
85%×85%=72%のダメージを受けるため、耐久力は28%と表示されます。
早見表の活用法

タンクアイテム早見表
この表は、各要素(ステータス)を伸ばせるアイテムと素材を、効果が強そうな順に並べたものです。
- 活用例1:体力が不足している時 → 体力定数の列を上から確認し、今ある素材で作れそうな体力アイテムの判断に使用します。
- 活用例2:クロークが余っている時 → 物理防御の列を上から確認し、クロークを使いつつ物理耐性を得られる「アダプティブヘルム」や「イーブンシュラウド」の作成判断に活用します。
足りないステータスの判断例
ユニット自体の防御が高い、または防御系特性(AR,MR)を持っている
→体力が足りない
ユニット自体の体力が高い、または体力系特性(HP、シールド等)を持っている
→防御が足りない
※☆3ユニットは☆2ユニットの1.8倍のステータスを持つため体力が高い
ユニット自体のステータスや特性から獲得する効果を基に
不足しているステータスを判断しよう!
合成時に追加されるステータス表
素材アイテムには付いていませんが、合成することで新たに追加されるステータス(例:アダプティブヘルムの物理防御など)を一覧化。

合成時に追加されるステータス表(攻撃力に対して魔力が多い)
表から読み取れる法則
- ロッド vs ソード、リカーブボウ:汎用性の差アリ
- ロッド系: ほぼ純粋に魔力のみを伸ばすため、物理構成では完全に腐ります。
- ソード、リカーブボウ: 合成後に魔力が付与されるハイブリッド型が多く、魔力ユニットでも活用可能です。つまり、ソードはいつあっても困らない素材です。
- リカーブボウの圧倒的価値:表全体を見渡しても、ボウを使わずに「攻撃速度」を上げるのは極めて困難です。
- 攻撃速度の独占: ファイターは特性で攻撃速度が上がりますが、マークスマンにとっては死活問題です。マークスマンをキャリーにするなら、全力でボウを確保しなければなりません。
- ダメージ増加: 貴重な「ダメージ増加」ステータスもボウ派生に偏っています。
所感
こうして数値化された検証結果を見るだけでも、何となく選んでいたアイテムの解像度がグッと上がり、ビルドを組む際の良い判断材料になると感じました。
また「タンクアイテム早見表」は、思考時間が足りなくなりがちなドラフトラウンドでの事故防止に、すぐにでも役立ちそうです。
元記事の有料パートでは、この要約では触れきれなかった「現パッチのタンクビルド論」について、さらに深掘りされており、おまけと言いつつ本編並みのボリュームがあるとのこと。
タンクの硬さを理論レベルで極めたいプレイヤーの方は、ぜひ元記事の続きもチェックしてみることをおすすめします。
元記事:【TFT】アイテムに関するグラフ&タンクの話|k5

k5氏の記事を読んでいたらアイテムの解像度が4Kぐらいになりました


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