【TFT】[記事要約]競合を避けて上位を狙う!フレックスに組めるライズ構成解説(Scilla氏翻訳)

メタ&攻略

記事

翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:Ruiner氏によるライズ構成解説動画翻訳(16.1c)
URL:Ruiner氏によるライズ構成解説動画翻訳(16.1c)

概要

本記事は、TFTのトッププレイヤーである Ruiner氏 による「ライズ」を軸とした95(レベル9・5コスト)構成の解説動画(パッチ16.1c対応)を翻訳・要約したものです。

以前紹介された「シャドウアイルライズ」に加え、進行や状況に合わせて使い分けられる3つの新しい構築パターンを紹介します。

内容

状況に応じて以下の3つのパターンを使い分けます。

1. アイオニアゾウン(推奨:汎用型)

完成形

配置

アイオニアのシナジーを活かした、最も完成させやすく汎用性の高い形です。

  • 適した状況: 「アイオニアの道」が経験値やゴールドを提供する場合、または進行が順調な時。
  • 進行のコツ: ケネンを中継役にするとスムーズです。
  • 配置の重要点: セトを最前列に単独配置し、素早くスキル(腹筋)を発動させます。
  • 装備配分:
    • ライズ: グインソー、レッドバフ、ヴォイドスタッフ(ゾウンライズは攻撃速度依存のため)
    • ジグス: ショウジンの矛 + 火力装備
    • セト: BT、火力装備、または盗賊のグローブ
    • ウーコン/タリック: 防具(プロテクターの誓いを優先)

2. ヴォイドゾウン(上限特化型)

完成形(Lv9)

完成形(Lv9)

進行

「変異」の恩恵をライズに受けさせる構築です。

  • 適した状況: 最初の変異が火力系で、かつヴォイドの競合(カイ=サ、ベル=ヴェス狙い)がいる場合。※バロンまで出せる見込みがある場合はバロンを出すヴォイド型の方が上限が高い
  • 進行のコツ: ヴォイド(2)+ヨードルで進行。ティーモに装備を持たせておきます。
  • 柔軟な入れ替え:
    • ライズが★1、ジグスが★2なら、マルザハールをカイ=サに入れ替えてシナジーを強化。
    • セラフィーンをケイトリンに入れ替えも可能。
  • 主要装備: ライズ・ジグスは共通。リフトヘラルドにスピリットビサージュ+防具を持たせるのが強力です。

3. デマーシア(高難易度・知識用)

非常に強力ですが、成立条件が厳しいため「知識の引き出し」として持っておくべき構成です。

  • 適した状況: デマーシアの駒の引きが極めて良く、進行がスムーズな場合。
  • 注意点: レベル8でリロールしてチャンピオンを探す必要があり、ガリオがいて初めて成立するため無理に向かうのは避けましょう。

おまけ:シャドウアイルライズ構成

※現在はメタの変動により「知識の引き出し」としての推奨ですが、今後のパッチで最上位に返り咲くポテンシャルのある独自構成です。

1. 構成の核心:配置とシナジー

この構成は、ライズの特性を最大限に引き出すために、配置が極めて重要です。

  • フレヨルドの塔を活用: ライズは全地域特性のボーナスを受けられます。必ず「フレヨルドの塔」の後列マスにライズを配置してください。これにより、ダメージ+25%という絶大なバフを得られます。
  • 完成形: レベル9でライズを軸とした盤面を完成させます。特性が完璧に完結するため、一度形になれば非常に強力です。

2. 推奨装備

アイテムの受けが広く、柔軟なビルドが可能です。

役割ユニット推奨アイテム
メインキャリーライズマナ系(1) + 魔力ダメージ系(2)
メインキャリースレッシュBT または ガンブレ + クラウンガード + アイオニックスパーク
メインタンクブラウムプロテクターの誓い + ワーモグ + 余った防具
  • ポイント: スレッシュには「巨人の誓い」や「モレロノミコン」も好相性です。

3. 序盤〜終盤の運用・進行

この構成の成否は、序盤の「ヴィエゴ」と中盤の「魂集め」にかかっています。

  • 序盤(ステージ2): ★2のヴィエゴにファイター系アイテムを持たせて進行します。
  • 中盤の重要ルール(魂の回収):スレッシュが解除されるまで、必ずシャドウアイル4体を盤面に出し続けてください。
    • 重要: シャドウアイル(2)だと、解除がステージ5〜6まで遅れてしまいます。シャドウアイル(4)なら、ステージ4のミニオンラウンド前に条件を達成可能です。
  • 中盤〜終盤の繋ぎ:グウェン★2にアイテムを渡して体力を維持します。レベル8でリロールし、構成の基盤を作ります。体力が厳しい場合は、リサンドラやセラフィーンの★2を作って耐えましょう。
  • 最終盤(レベル9):ライズとスレッシュが揃ったら、利子を捨てて全リロールを敢行し、盤面全体を★2に上げきります。

4. 構成の強み

この構成は、戦闘系オーグメントが取れず、3つすべてが経済系オーグメントになったとしても、完成さえすれば3位以内を狙えるほどのパワーを秘めています。また、他の人気構成と競合しにくいため、自分のペースで盤面を構築できるのが最大のメリットです。

所感

今回のRuiner氏の解説で最も重要なのは、「ライズというユニットの柔軟性」です。

一つの形に固執せず、地域特性や引けたユニット(アイオニア・ヴォイド・デマーシア)に合わせて構築を微調整することで、競合を避けつつレベル9・10の強力な盤面(95構成)を安定させることができます。

シャドウアイル型についても、今後のパッチでの強化に備えて覚えておいて損はないと感じました。

管理人 山こやま
管理人 山こやま

恐竜、ユナラ、ヴォイド、ビルジって感じで若干窮屈だったから
フレックスに組める構成が出てきて嬉C

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