記事
翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:弈梦浅梦氏による不利な状況を乗り切る戦略の解説動画翻訳(15.1)
URL:弈梦浅梦氏による不利な状況を乗り切る戦略の解説動画翻訳(15.1)
概要
本記事では、bilibiliに投稿された弈梦浅梦氏による動画「負け試合をどう立て直すか」をScilla氏が翻訳、本サイトで要約したものです。
セット15(パッチ15.1)環境において、序盤でのアイテム運・遭遇運が悪かったり、構成が定まらないといった“負け試合”をどのように捌いていくか――その具体的な判断材料や戦術が多数紹介されています。
「負けている試合でいかに崩れないか」を学びたいプレイヤーにとって、非常に参考になる内容です!
内容紹介
「負け試合」の判断
- TFTは8人対戦の相対ゲーム。他人との比較によって“負けているかどうか”が決まる
- 他プレイヤーの盤面偵察が非常に重要
- 以下の3つの遭遇はランダム性が高く、序盤の展開を大きく左右するため、選ばれたときは普段以上に周囲をよく観察し、誰が有利・不利なのかを把握したい

開幕での盤面形成について
- 「パワースナックス」システムの追加で序盤の重要性が大幅に増した
- 最初に3コストや強力な2コストのチャンピオンを引き、成長型パワースナックスを得られれば序盤が有利になる
- 序盤向けチャンピオンに強力なパワースナックスを付与するだけでも序盤をスムーズに進められる
- ミニオンラウンド中に他プレイヤーを偵察し、自分のスタート位置を把握する必要がある
- 他プレイヤーが質の高いチャンピオンや理想的なアイテムを得ている場合、自分にとって不利な兆候となる
- 以下の表は海外プレイヤーが「序盤の繋ぎとして優秀なチャンピオン」をランク付けしたもの(ProjectPBEの結果)

2-1のオーグメント判断
- オーグメントはゲームの方向性を決定する重要な選択
- 他プレイヤーの方針を偵察しつつ、自分の勝ち筋を見極める
- 以下は、オーグメントがゲーム展開にどれだけ影響を与えるかを示したもの

2-7のオーブによる影響

- ステージ2の終盤(2-7のミニオンラウンド)では番狂わせが起こりやすい
- ゴールドオーブやアイテムのドロップによってリソースが大きく変動する可能性がある
- 通常は自分のリソース状況を見極め、他プレイヤーと渡り合えるかを判断する必要がある
- オーブからのドロップ状況やオーグメントによって、レベル8でのリロール成功に影響が出る
- 2-7の時点で得たリソースをもとに、プランB(低コストのリロール構成)への切り替えも視野に入れる
- リロール戦術で最低限の順位を狙う判断を始めるタイミングでもある
ステージ3での判断

- 3-2で2つ目のオーグメントを選ぶ頃には構成の方向性がほぼ決まり、自分の立ち位置が明確になる
- 盤面が弱く、連敗進行を支える要素(オーグメントや特性)がない場合は、構成完成が困難
- そのような状況では、リソースを使い切って2コストリロール構成に移行し、ステージ3で勝率を確保する判断が重要(この判断により、試合の最終順位の大崩れを回避できる)
2コスとリロール構成について

リソースを把握しよう
- リソースには「通常リソース(アイテム・ゴールド)」と「追加リソース(へらなど)」がある
- 追加リソースは構成の上限を伸ばす手段として有効
2コストリロール構成を選ぶ条件
- 現パッチで強力な2コストキャリーが存在する
- 手持ちアイテムがそのキャリーに適している
- リソースを注ぎ込む準備ができている
崩れない盤面の作り方(=下限の確保)
- キャリーに理想のアイテムを3つ持たせる
- ステージ3時点でユニットを全員★2にするのが目標
- これだけでも最低限の勝率を確保できる
ステージ3は情報戦
- 中盤は勝敗を大きく分けるタイミング
- 他プレイヤーの構成・進行(レベルアップ型かリロール型か)を偵察
- 環境全体を把握し、自分の戦略(パワースパイクを前に倒す等)を柔軟に調整することが重要
パワースパイクを迎える時に避けるべきパワースナックスと考え方

- 自分がパワースパイクを迎えるべき時には「9000以上」などの成長型スナックスは避ける
- ゴールド生成よりも盤面強化系を優先
- 「目の前の勝利を確実にもぎ取ること」が最優先
3-7時点での最終判断
- 引き・構成・卓環境を総合的に判断するターニングポイント
- 上位を目指せる見込みがあるなら、構成の“上限”を目指す進行を
- そうでないなら“下限”を確保し、最低限の順位を死守
例えば、ラックスとシン・ジャオのリロール構成をプレイしているとします。
リロールを終えてみて、「ステージ4で卓は比較的弱そうだ」と判断したとします。
もしステージ4でラックスとシン・ジャオを両方★3にできれば、そこからレベル8、レベル9へと上げて★2のグウェンを追加することで、この構成の真価、つまり1位を狙えるポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
これが、自分の構成の上限をプレイするということです。
しかし、もし自分の引きが悪く、周りのプレイヤーが非常に強い状況なら、何度も言うように、勝てる試合を一つも落とさないことが肝心です。
所感
序盤事故や構成ブレで「あ、これ負け試合かも…」と思ったこと、誰にでもあるはず!
でもそこで諦めずに“最善手”を選べるかが、TFT上達のカギ。
2-1、2-7、3-2といった重要な分岐点での具体的な判断材料が満載なので、ぜひ参考にしてください!
引用:弈梦浅梦氏による不利な状況を乗り切る戦略の解説動画翻訳(15.1)

負け試合かも、、、が早く気づけると軌道修正間に合ったりするので
かなり大事な知識だなと思いました
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