【TFT】[記事要約]ヴェインにグインソーは罠?理想装備が「クラーケン」「デスブレ」である理由(Scilla氏翻訳)

メタ&攻略

引用元

翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:云顶风向标氏によるヴェイン理想装備解析動画翻訳(16.1)
URL:云顶风向标氏によるヴェイン理想装備解析動画翻訳(16.1)

概要

本記事では、Bilibili動画投稿者「云顶风向标」氏によるTFT(16.1パッチ)のヴェイン理想装備解析動画の内容をまとめています。

これまでヴェインのコアアイテムと信じられてきた「グインソー・レイジブレード」が、実は勝率を下げる原因になっているという衝撃的なデータが提示されました。なぜ攻撃速度(AS)を上げるのが間違いなのか、そして統計に基づいた真のキャリービルドとは何なのか、その詳細を解説します。

内容

1. ヴェインのステータスの特徴

ヴェインは非常に特殊なステータスを持っています。

  • 基礎ステータスが高い: 5コスト並みの攻撃速度(0.9)と、4コスト超えの基礎攻撃力(70)を持ち、★3では攻撃力が158に達します。
  • スキルダメージが低い: スキルによる確定ダメージは245と低く、総ダメージの約45%しか占めません。相手が硬いタンク(物理防御300超)の場合でも、スキルダメージ比率は60%程度です。

このため、スキルダメージ(確定ダメージ)に依存するビルドや、「ロングショット(マークスマン)だからインフィニティ・エッジ(IE)必須」という常識はヴェインには当てはまりません。
統計上でも「デスブレード」の方が「IE」よりも遥かに強力という結果が出ています。

2. 「グインソー・レイジブレード」が罠である理由

多くのプレイヤーが採用する「グインソー」ですが、ヴェインにとっては「誤ったビルド」であると断言されています。

  • 致命的な弱点「タンブル」: ヴェインのスキル動作(転がるモーション)の時間は固定されており、攻撃速度をいくら上げても短縮されません。
  • 実質的なセルフスタン: 攻撃速度が速い状態でスキルを使うと、攻撃できないモーション時間が相対的に長くなり、逆に自身をスタンさせているような状態に陥ります。

結果として、グインソーの高い攻撃速度上昇効果は無駄になり、統計上もグインソーを装備すると平均順位が0.35位下がるというデータが出ています。

3. 真の理想装備:攻撃力特化型

グインソーを捨ててランクを上げているプレイヤーたちが採用しているのは、以下の構成です。

  • デスブレード
  • クラーケンの怒り
  • ジャイアント スレイヤー

特に「ジャイアント スレイヤー」+「クラーケンの怒り」×2という組み合わせは、ダメージ出力だけでなく、敵前衛を突破するスピードにおいても決定的な差を生み出します。
このビルドに切り替えることで、ヴェインの平均順位を0.4位も引き上げることが可能です。

所感

Set14等で「ヴェイン=グインソーで確定ダメージを回す」というイメージが染み付いていますが、今回の解析はその固定観念を覆す非常に興味深いものでした。

特に「タンブルのモーションは攻撃速度で速くならないため、高ASは実質セルフスタンになる」というロジックは非常に説得力があります。
スキルモーションの硬直時間がDPS(秒間ダメージ)のロスになる現象は他のチャンピオンでも稀に見られますが、低コストながら基礎ADが高いヴェインだからこそ、回数で攻めるより一発の重み(AD)を高める「デスブレード」「クラーケン」が刺さるのだと理解できました。

これらの知識を知っているだけでランク戦で大きなアドバンテージを得られそうです。

管理人 山こやま
管理人 山こやま

ヴェインはSet15のアッシュだったのかよ…

コメント

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