記事要約:きつねびびび@TFT🦊🔥(@0kitsunebi)さん / X
アイキャッチ作:mah_pn(@mah_pn777)さん / X
記事
[Wasianiverson氏 リンク]
Youtube:Wasianiverson – YouTube
X:Wasianiverson(@wasianiverson)さん / X
Twitch:wasianiverson – Twitch
概要
本記事では、Wasianiversonによる「パッチ15.7解説動画」の内容をもとに、環境の変化や注目ポイントを整理します。
今回のパッチは全リージョン共通の地域大会用バランス調整を目的としており、大規模な変更は少ないものの、競技シーンを意識した繊細な調整が行われています。
内容

パッチ15.7全体の印象
- 地域大会に向けた安定性重視のパッチ。
- 各特性の中間ティア強化により、ステージ3〜4での盤面移行が柔軟に。
- ストラテジスト・クリスタルガンビット構成がナーフ対象。
主な特性・構成別の変更点

● クリスタルガンビット:大幅な弱体化
- 報酬の「複製機×2」→「複製機×1+4ゴールド」に変更。
- マルザハール構成は依然プレイ可能だが、レベル7リロールで星3完成が必須条件。
- バグ修正により火力転移が減少し、構成全体としては明確なナーフ。
- ストラテジスト紋章獲得条件が16キルに、ゴールド報酬が減少。
- 5クリスタルガンビットなどと合わせた運用は弱体化。
● ストラテジスト:全体として見れば、そこまで大きな弱体化ではない。
- カ=サンテやコブコなど、耐久力の多くをストラテジストのシールドに依存しているわけではないため。
- 小規模なナーフであり、ストラテジストは依然として強力。
● ソーサラー/ソウルファイター:中盤の立て直し向上
- ソーサラーは微強化だが、環境への影響は限定的で使用率は低い。
- ソウルファイターは6発動時のパワーアップが顕著。
- 「仲間を作ろう!」や「待つ価値あり」とのシナジーで再評価。
- カリスタ・サミーラを軸に6止め運用が有力。(ボリベアとブラウムを採用)
● スナイパー:限定的な強化
- ジンクスを軸とした柔軟構成向けに調整。
- クルージン構成の再評価も見られるが、依然Tier上位には届かず。
● レイス:ケイル環境復権の鍵
- 範囲ダメージ強化により4レイス構成が機能するように。
- ケイル中盤が明確に強化され、トップ4候補として復帰。
- 最終盤面では「4レイス+4ジャガーノート」も現実的。
ケイル構成の最終盤面では、6レイスに固執する必要はなく、4レイスでも十分強力です。
ヴァルスが星2の場合は、ケイルとヴァルスの両方を強化できるため、6レイス+スナイパーを狙う価値があります。
一方で、もう一体のキャリーがザイラやレベル9のリー・シンなどの場合は、4レイス4ジャガーノート構成でも安定して戦えます。
チャンピオン個別の変更

| チャンピオン | 変更内容・評価 |
|---|---|
| ムンド | デバフ解除仕様を削除。マルザハール対面の不具合修正。 |
| コブコ | ダメージ大幅ナーフ。主にジャンナ構成における火力を抑制する狙い。 |
| マルザハール | バグ修正により弱体化。依然として使用可能。 |
| コグ=マウ | アーティファクト依存度上昇。汎用性低下。 |
| ウディア/デュエリスト | デュエリスト構成を強化。ウディア・ガングプランクのリロール構成が台頭。 |
| ヤスオ | バスティオンヤスオ消滅。Tier1復帰は困難。 |
| カルマ | 約4%の小規模バフ。メカソーサラーの少しばかりの強化程度。 |
| カ=サンテ | 軽微なナーフ。依然として主力タンク。ワーモグアーマーをつければ関係ない。 |
| レオナ/ユーミ | プロディジー・カタリナ構成をわずかに後押し。 |
| ボリベア | 攻撃力6〜7%バフ。サブキャリー運用が最適。メインキャリーとしては力不足。 |
| ヨネ | 小バフも影響薄。依然として最弱クラスの5コスト。CC要員としての役割が主。 |
| ラムス | 依然として弱い方のモンスタートレーナー |
| ナー | 特に大きな影響は感じていない。 |
| アッシュ | メインキャリーとして機能するほどの力はない |
| ヴァルス | Fast9構成の主役にはならない。 |
オーグメントの調整まとめ

| オーグメント | 変更点・評価 |
|---|---|
| ブラッドレイジ | 小ナーフ。基礎値の12%ダメージ増加は依然としてメカ構成で強力。 |
| 内なる闇 | 微ナーフ。ケイル構成で再評価の余地あり。 |
| 異世界 | 再ナーフ。データ上は依然として高成績。構成にうまくハマる場合は取っても良いオーグメント。 |
| 王殺し | バグのため一時無効化。 |
| オーバーヒール | 微バフ。ザヤのリロール構成のような、通常攻撃キャリー構成では依然有効。 |
| 完全体 | 小バフ。採用率は低め。 |
| テスラコイル | スケーリング調整。アイテム多積み環境で強力。 |
| トーナメントの巨人 | データ上の好成績によるナーフ。用途は限定的。 |
| シェン(ヒーロー) | 小ナーフ。平均順位が落ち着く見込み。 |
| ゲームプラン | クルーやジャンナ構成にとっては、依然として非常に堅実なオーグメント。 |
| ハウリングゲイル | 3-2で出現しなくなった。プロディジーのような構成でさえ、あまりインパクトがあるようには見えない。 |
| 超能力合成 | 4-2で出現しなくなりました。 |
注目アイテムの強化:環境の主役は再び「攻撃速度」へ

● グインソーレイジブレード & クラーケンの怒り
- 6% → 7% の攻撃速度上昇。パーセンテージで考えると、グインソーレイジブレードの攻撃速度が約15%も向上。
- クラーケンもスタック効率が改善され、両アイテムセットが再び最前線へ。
- 結果として、ツイステッド・フェイトやバスティオンザヤが環境上位に返り咲く可能性。
■ アイテム関連
- ラストウィスパー
物理防御低下が通常攻撃とスキルの両方に適用。ヴォイドスタッフなどとの仕様統一。 - レディアント・グインソー
わずかなバフ。大きな影響はなし。 - レディアント・クラーケンの怒り
大幅強化で有力アイテムに。
ザヤ、ガングプランク、アッシュ、ツイステッド・フェイトなどに最適。
■ アーティファクト
- スナイパーフォーカス
射程ナーフ。近接キャリー用ではなく、バックライン向けアイテムに調整。
ヤスオ・GP・ヴィエゴでも依然強力だが、以前より弱体化。
■ パワーアップ(オーグメント)調整
- 最大の防御
大幅ナーフ。Tier1ではなくなり、タンク系他オプションの優先推奨。 - 洗練
多くのユニットから削除。影響は軽微。 - メッタ打ち
ほぼ採用例なし。2のトリックのような序盤のテンポ補助に使える程度。 - フェアリーテール
コグ=マウでは微妙。「サージ66」「一番いい子」優先。 - フューリーブレイク
小規模バフ。ザヤやGP構成などで有効。 - マックスアルカナ
小ナーフ。依然としてカタリナやニーコには優秀。 - 9000以上
再ナーフ。既に弱めの部類で意外な調整。 - 追跡する矢
バフされたが依然として「メイジ」が優先。 - スーパーメガ(ジンクス)
バフも効果薄。「力を集めて」が依然最適。 - 至高
調整により、ダリウスやカイ=サのオーグメントが出やすく。 - スリルシーカー
小バフ。序盤は強いが後半失速。テンポ型ユニット向け。 - アンストッパブル
再ナーフ。CC無効のみで耐久不足。
■ バグ修正・仕様調整
- 主にツールチップ修正多数。
(「タクティシャンの台所」「マインドバッテリー」「敵を知れ」「抵抗」など) - スターセーラー
毎戦闘で正しくボーナス適用。以前は位置移動で消失するバグ。 - カイ=サ&ユーミ(バレットヘル)
ダメージ減少バグ修正。正常に効果発動。
→ ユーミでの採用が有効に。 - モンスタートレーナー
ベンチ満杯でも合成可能に。 - クリスタルガンビット報酬表示
正確な四捨五入に修正。誤ったキャッシュアウト問題解消。
所感
- 大きなメタシフトはなし。
- クリスタルマルザハールやジャンナ構成が後退し、ケイル・ウディア・ツイステッドフェイトが浮上。
- リロール or Fast9構成が主軸となる環境へ移行。
- 強すぎる要素を抑えつつ、実力差が出やすい安定メタに。

編集者 きつねび
かなりバランスの良いパッチなのでは!!???


コメント