記事
翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:云顶小温柔氏によるオレリオン・ソル構成解説動画翻訳(16.3)
URL:云顶小温柔氏によるオレリオン・ソル構成解説動画翻訳(16.3)
概要
本構成は、かつての「T-Hex構成」を彷彿とさせるハイリスク・ハイリターンな大器晩成型構成です。
- 強さの極端さ: ★2のオレリオン・ソルは圧倒的なパワーを誇りますが、★1の状態では非常に脆いのが特徴です。
- アンロックの難易度: オレリオン・ソルを使用するには「ターゴン」ユニットを揃える必要があり、4コストのタリックや特定条件で解除されるダイアナなど、盤面完成へのテンポ管理が非常に重要となります。
- 柔軟な判断: 毎試合の「決め打ち」は推奨されず、進行状況やHP、経済オーグメントの有無によって立ち回りを変える必要があるテクニカルな構成です。
内容
1. 運用上のマインドセット
本構成は毎試合「決め打ち」でプレイして勝てるものではありません。
以前のT-Hex構成と同様に、「完成時のパワーは非常に高いが、上振れや一定の条件を必要とする」ハイリスク・ハイリターンな構成であることを理解しておく必要があります。
2. 目標と進行

最大の目標は、「ステージ4-2までにオレリオン・ソルを解除すること」です。これを実現するために、以下の進行が推奨されます。
- 序盤の進行: 初手がAP(魔法)アイテムの場合にコグ=マウ、ティーモ、アーリ、ルブラン、オリアナなどのAPホルダーを使用。
- 優秀な中継ぎ「ゾーイ」: パッチ16.3で強化されたゾーイは、自身で魔法防御低下と攻撃速度低下を持つため、オレリオン・ソルが来るまでのアイテムホルダーとして極めて優秀です。
- 移行のトリガー: 道中でタリックを引いた瞬間に構成移行を開始し、レベル7でレオナ★2を探しつつ、ターゴン(5)を出して解除を急ぎます。
3. なぜ「レベル8直行」は危険なのか
多くのプレイヤーがレベル8までお金を貯めたがりますが、本構成において強力な経済オーグメントなしでのレベル8直行は以下のリスクを伴います。
- 解除のタイムラグ: ダイアナの解除に1ラウンド、さらにその後のオレリオン・ソル解除に1ラウンド、合計2ラウンドの猶予が必要です。4-2でレベル8に上げてからリロールを始めると、この2ラウンドの遅れが致命傷になります。
- 経済破綻: Set16から導入されたレベル8への必要経験値増加により、4-2時点でリロール資金が残らない可能性が高いです。
4. レベル7リロールについて
「レベル7でお金を使うこと」を学ぶのがこの構成の肝です。
- レベル7で回すことのメリット: タリックが引けていない場合でも、レオナ★2、ゾーイ★2、ダイアナ★1を揃えることで、ステージ4序盤のHPを守ることができます。
- 止める時の判断: 前衛がほぼ★2になり、レオナだけが重ならないような「リロール効率が悪い状況」であれば、一旦止めてミニオンラウンド後に再リロールする柔軟さも必要です。
5. レベル8の盤面構築:APフレックスの活用

レベル8では、オレリオン・ソルを支える強力な前衛とサポートを揃えます。
- 鉄板の4人組: ニーコ・ヴァイ・セラフィーン・スウェインの「APフレックスセット」をベースにします。コストパフォーマンスが非常に高く、セット16を通して汎用性が高い組み合わせです。
- 高コストユニットの採用: 運良くアジールやブラウム★2が引けた場合は、ロリスやセラフィーンと組み合わせて、ワーデン、ピルトーヴァー、ディスラプターを発動させます。
- ロリスの配置術: ロリスは「相手のメインタンクの正面」に配置してください。敵の陣形を崩すことで、オレリオン・ソルのスキルをより多くの敵にヒットさせやすくなります。
6. ターゴンからの脱却とユニットの入れ替え順
オレリオン・ソルは単体での性能が向上しているため、いつまでもシナジー(ターゴン)に執着する必要はありません。ステージ4以降は、低コストのターゴン駒を質の高い高コスト駒へ入れ替えていきます。
【ユニットを外す優先順位】
- アフェリオス(真っ先に外してOK)
- 装備のないゾーイ
- 装備がなく、★2にもなっていないダイアナ
- レオナ
- 最終的にタリックとオレリオン・ソルだけ残れば盤面強度は維持できます。
運用のアドバイス: ターゴン(5)でスタックを稼ぐのは有効ですが、ステージ4に入ったらターゴンの「計画的な切り捨て」が必要です。
欲張ってターゴンを並べ続けるより、盤面の「強さ」を優先することが後半の勝率に直結します。
7. レベル8の別パターン:北米式「ジリアン・オリアナ」軸

スウェインなどの人気ユニットが引けない場合や、オリアナで進行している場合に非常に有効な構築です。
- オリアナの活用: 解除条件の緩和とユニットパワーの強化により、現在はAP装備の進行ホルダーとして非常に優秀です。
- ジリアンのシナジー: ジリアンのスキルによるキル/アシスト時のマナ還元は、オレリオン・ソルの範囲高火力と非常に相性が良いです。また、ステージ後半でオレリオン・ソルが突破しにくい「ドラゴンクロウ持ちの超高耐久タンク」を、ジリアンのキルギミックで処理できるのが強みです。
- 柔軟な前衛: タリックまたはブラウムのうち、先に★2になった方に装備を持たせます。ロリスを併用することで、オレリオン・ソルのスキルヒット率を高める連携も健在です。
8. レベル9の最終調整:★2オレリオン・ソルの完成

レベル9に到達した際の最優先事項は、★2オレリオン・ソルを探し出すことです。★2 オレリオン・ソルの火力があれば大抵の構成は壊滅させられるため、他のユニットに過剰にお金を使うより、オレリオン・ソルを重ねることを優先します。
- シヴァーナの採用: 枠が空いたらシヴァーナをピン刺しし、ジャガーノートを発動させるのが最も手軽で強力な調整です。
- アジール軸の発展: ディスラプターを出しつつ、解除できたユニットによって役割を振ります。
- ナサス: メインタンク。
- レネクトン: ダイアナの装備を引き継ぐサブキャリー。
- ゼラス: 基本はチャーム要員。オレリオン・ソルの火力が十分なため、ゼラスに無理に装備を回す必要はありません。
- スカーナーの評価: 非常に優秀なフレックス枠です。パッシブによるチーム全体の物理防御アップと、スキルによる「敵の集約+CC」はオレリオン・ソルの範囲攻撃と相性抜群です。「正しく使えば非常に強い」ユニットであることを理解しておきましょう。
9. 「レベル7リロール」論争:なぜ自滅行為ではないのか

「レベル7でお金を使い切るのは自滅だ」という批判に対し、本構成の特殊性を理解する必要があります。前セットの「クリスタルガンビット」構成とは異なり、オレリオン・ソルには経済的な補償(スケーリング要素)がありません。
- 解除のタイムラグというリスク: タリックを引き、ダイアナを解除し、さらにオレリオン・ソルを解除するには数ラウンドの猶予が必要です。4-2でレベル8に上げてからこの工程を踏むと、HPに余裕がない場合、完成前に脱落してしまいます。
- 統計データ: 実際にオレリオン・ソル構成での平均リロール回数はレベル7時点で「10.7回」という数字が出ており、多くのプレイヤーが盤面を整えるためにリロールを選択しています。
- 許容範囲の確保: レベル7リロールの目的は、ステージ3の終盤でHPを守り、オレリオン・ソルが来た後のスケーリング(成長)に必要な「あと1、2回負けても大丈夫な体力」を残すことにあります。
- 「座して死を待つ」より「あがき」: 移行が順調でなく、HPも経済も苦しい時、正しいセオリー(レベル8直行)を盲信して何もせず負けるより、レベル7でわずかな可能性に賭けてタリックやレオナ★2を探す方が、順位を上げる可能性は高まります。
所感
今回のガイドで最も印象的なのは、「ガイドの一枚絵を聖書のように崇めるな」という云顶小温柔氏の主張です。
TFTは常に動的なゲームであり、高ランクプレイヤーがレベル8でリロールしているのは「その時の経済とHPなら耐えられる」という高度な判断があるからです。我々一般プレイヤーがそれを形だけ真似しても、オレリオン・ソルが完成する前にHPが尽きては意味がありません。
「レベル7でお金を使ってでもHPを守り、オレリオン・ソルのスケーリングに繋げる」という考え方は、ランクを安定させるために非常に有用な視点だと感じました。また、スカーナーやロリスといった「スキルの噛み合わせ」を考慮した配置の工夫も、単なる数値以上の強さを引き出す鍵になりそうです。

多忙のため1パッチ程お休みしてしまいました、、、
申し訳ありません、、、



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