記事
翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:云顶风向标氏による仕様変更後のマナアイテム解析動画翻訳(Set15PBE)
URL:云顶风向标氏による仕様変更後のマナアイテム解析動画翻訳(Set15PBE)
概要
本記事は、人気の中国TFT解説者「云顶风向标」氏による解説動画を、Scilla氏が翻訳・要約したものです。
Set15(PBE)において大幅に変更されたマナ回復システムを中心に、それに伴う主要マナアイテム(ブルーバフ、ショウジン、アダプティブヘルムなど)の評価と比較が詳細に解説されています。
プレイヤーが混乱しやすい各アイテムの効率や相性についても、丁寧に数値を用いて分析されており、今後のビルド選択に大きく影響を与える内容となっています。
特にブルーバフ、ショウジン、アダプティブヘルムといったキャスター用アイテムの比較が中心で、どのような状況でどのアイテムが最適かを定量的に分析しています。
内容紹介
マナ回復の仕様が刷新!

Set15では、マナの回復方法がユニットのタイプごとに変わりました:
- タンク:攻撃での回復は5に減少、被ダメでの回復はそのまま
- ファイター/アサシン/マークスマン:攻撃で10回復、被ダメでは回復なし
- キャスター(魔力・攻撃力):攻撃で7、さらに毎秒2マナの自動回復
これにより、サミーラがスキルを使った結果、大してダメージを与えられないまま相手の後衛全員にスキルを使わせてしまう、といった悲劇を防げます。
毎秒回復の仕組み
- 戦闘開始の0秒時点で初回マナ回復が発生
- 「毎秒◯マナ回復」は0.5秒ごとに分割して処理(例:毎秒7→0.5秒ごとに3.5)
- スキル詠唱中もマナ回復は止まらず、詠唱終了後すぐ次の回復が始まる
アイテム比較:ブルーバフ vs. ショウジン


- ブルーバフ:魔力15・攻撃力15%・毎秒5マナ
- ショウジン:魔力15・攻撃力15%・毎秒1マナ+通常攻撃で5マナ

たとえば攻撃速度1.0のキャスターの場合:
- ブルーバフ:7(攻撃)+2(自動)+5(装備)=14マナ
- ショウジン:7(攻撃)+2(自動)+5(装備&攻撃)+1(装備)=15マナ
攻撃速度0.8以上ならショウジンの方が効率的。
ブルーバフはステータス面でやや力不足という結論です。
アダプティブヘルム(後衛)の実力は?

- アダプティブヘルム:魔力15・攻撃力15%・毎秒2マナ+回復量15%アップ
【ケース①】単体で装備した場合
(7+2+2)×1.15 = 12.65マナ → 他2つに比べやや劣る。
【ケース②】プロディジー5(毎秒9マナ)と組み合わせた場合
(7+2+2+9)×1.15 = 23マナ → ブルーバフと同等に!

【ケース③】攻撃速度が極端に高い場合(例:AS5.0)
アダプティブヘルム:(7×5 + 2 + 2) × 1.15 = 44.85 マナ
ショウジン:(7+5)×5 + 2 + 1 = 63 マナ → ショウジンの方が回復効率が上に。

結論
シナジーがあればブルーバフと並ぶが、単体性能ではショウジンやブルーバフに劣るため、
PBEでの強化が待たれる。
前衛用アイテム評価


- 前衛アダプティブヘルム:防御35/55+毎秒2マナ+15%ボーナス
- プロテクターの誓い:防御25/25+毎秒2マナ+開幕20マナ+瀕死時に20マナ+最大体力の25%分のシールド
どちらも非常に強力で、素材アイテム換算で前者7.5個、後者8.5個の価値と評価されました。
(通常の完成アイテムは素材アイテム6.5個分の性能)
レディアント版はぶっ壊れ?


- レディアントブルーバフ:毎秒10マナ、魔力/攻撃力がそれぞれ60/60%(通常の4倍!)
- レディアントアダプティブ/誓い:通常版の強さを引き継ぎ、さらなる壊れ性能に
レディアントブルーバフは間違いなく最強クラスの装備で、レディアントアダプティブヘルムとレディアントプロテクターの誓いも、通常版が強力な分、レディアント版もそれに応じてぶっ壊れ性能になっています。
所感
新仕様になったマナ回復のメカニズムをここまで丁寧に数値で分解し、装備ごとの違いや実戦での影響を明らかにした解説は圧巻!
キャスター用のブルーバフは一見安定感がありそうですが、仕様を理解すると意外とショウジンの矛が汎用性があって強いなど、知っているかどうかで差が出る情報ばかり。
しかも、前衛用アイテムやレディアント装備まで触れてくれているのが本当にありがたい!
Set15環境で迷わず装備選択したいなら、間違いなく読んでおくべき一本です!
引用:云顶风向标氏による仕様変更後のマナアイテム解析動画翻訳(Set15PBE)

マナアイテムとシステム刷新されてよく分からなくなっていたのでめちゃ助かる
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