【TFT】パッチ14.4変更点まとめ|バフ・ナーフ・環境変化を考察

パッチノート(ライブ・PBE)

概要

2025年5月14日に適用されたTFTパッチ14.4では、PvE戦利品の調整、新たなハック「ランダムゴーレム」の導入、特性やユニットのバランス調整が行われました。
特に、サイファーやディヴィニコープなどの特性が強化され、ナフィーリやツイステッド・フェイトなどのユニットが調整対象となっています。


変更点

システム変更

  • PvE戦利品の調整
    ・全体的に戦利品の量を減少
    ・「スカトルパドル」と「カニレイヴ」での追加素材アイテム2個を削除
  • ブラックマーケットオーグメントハック
    ・ステージ2-1での出現率を若干引き上げ
  • ハック:ゴーレム アーマリー
    ・「ゴールド ジェネレーターのゴーレム」を「ランダムゴーレム」に変更
    ・ランダムな紋章、アーティファクト、レディアントアイテムを1個ずつ装備
  • ハック:タマゴ
    ・13ターンタマゴの報酬パターンを改善し、価値を引き上げ

特性の調整

  • サイファー
    ・キャッシュアウト後の攻撃力/魔力:30/45/65% → 30/50/70%
  • ディヴィニコープ
    ・増加ステータス:100/110/125/140/160/180/200% → 100/110/125/140/165/190/210%
  • ゴールデンOX
    ・基本ダメージ増加:12/22/25% → 12/24/26%
  • ニトロ
    ・クロム:2/3/6/12 → 2/3/7/25
    ・レーザーのダメージ:425/450/475/500 → 460/490/520/550
  • テッキー
    ・魔力:20/50/85/125 → 20/50/90/130
  • ヴァンガード
    ・シールド中の耐久力:10% → 12%
    ・(6)の耐久力:16% → 18%

ユニットの調整

コスト1

  • コグ=マウ
    ・攻撃力:50 → 53

コスト2

  • イラオイ
    ・物理/魔法防御:45 → 50
  • ナフィーリ
    ・アルファの攻撃力反映率:175% → 165%
  • シヴァーナ
    ・マナ:40/105 → 50/100
    ・増加体力:200/250/300 → 200/270/340
  • スカーナー
    ・マナ:25/80 → 25/70
    ・スキルダメージの物理防御反映率:150/225/350 → 170/255/385
  • ツイステッド・フェイト
    ・スペシャルカードのダメージ:265/400/595 → 245/365/550

コスト3

  • エリス
    ・マナ:0/55 → 0/50

コスト4

  • ブランド
    ・マナ:25/70 → 10/70
    ・スキルの着弾タイミングを0.75秒後に固定
    ・マナロック期間を1.9秒で固定
  • ミス・フォーチュン
    ・攻撃力:50 → 53
  • ニーコ
    ・マナ:30/85 → 30/90
  • ヴェックス
    ・スキルのメイン対象へのダメージ:190/285/1100 → 180/270/1100
  • ゼリ
    ・攻撃速度:0.75 → 0.8

コスト5

  • レネクトン
    ・マナ:70/150 → 70/140
    ・スキルのダメージ反映率:攻撃力の300% + 魔力の30/40% → 攻撃力の100% + 魔力の260/400%
    ・スキルの増加体力:400/550/10000 → 400/650/10000
    ・2回攻撃の攻撃力反映率:175% → 180%
    ・3回攻撃の攻撃力反映率:270% → 300%
  • コブコ
    ・★3のシールドが効果時間切れにならないように変更

シルバーオーグメント

  • アダプティブストライク(ジャックス)
     ・シールド:魔力の250/300/350 → 魔力の300/350/400
     ・基本ダメージ:魔力の120/180/270 → 魔力の130/200/300
  • 戦闘準備 I
     ・スタックごとの体力:20 → 30
  • 鎖を解かれた狼(サイラス)
     ・体力増加量:180/210/240 → 220/250/280
     ・基本ダメージ:300/450/675 → 330/500/750

ゴールドオーグメント

  • IQ10,000
     ・付与ユニット:ルブラン + エコー → ユーミ + エコー
     ・報酬内容:ランダムな完成アイテム → 完成アイテムの金床
     ・確定ゴールド報酬:2 → 8
     ・説明を明確化(5ラウンドごとの報酬)
  • 生涯ブロンズ I
     ・特性ごとのダメージ増加:3% → 3.5%
  • 庇護者の祝福
     ・取得時に超過レベル分の報酬アイテムを遡って付与
  • はしごを登れ II
     ・ステータス:6 → 5
  • サイバネティック インプラント II
     ・ステージ2-1で出現しないよう変更
  • フラットライン
     ・とどめ効果のしきい値:12% → 10%
  • ゴーレム化
     ・体力割合:70% → 60%
     ・攻撃力割合:60% → 50%
  • 新ハイスコア
     ・ハイスコア到達時の攻撃速度付与を削除
     ・上位スコアの報酬価値を若干引き下げ
  • 高電圧
     ・ダメージ増加:25% → 15%
  • 敵対的買収
     ・ダブルアップから削除
  • 偵察なし、変更なし
     ・ラウンドごとの増加体力:12 → 14
     ・ラウンドごとの攻撃力/魔力増加:1.5% → 2%
  • 4のペア
     ・体力:404 → 344
     ・コスト4ユニットの付与数:2 → 3
  • 戦闘準備 II
     ・スタックごとの体力:35 → 45
  • 精神の交わり
     ・最大体力割合回復:6% → 5%

プリズムオーグメント

  • ブルーバッテリー
     ・魔力:15 → 5
  • 生涯ブロンズ II
     ・特性ごとのダメージ増加:3.5% → 4%
  • 屈強なバディー III
     ・体力:330 → 300
  • サイバネティック インプラント III
     ・ステージ2-1で出現しないよう変更
  • 未来の光景
     ・無効化
  • 壮大なる誓い(および+)
     ・増加物理/魔法防御:50% → 80%
  • 全身全霊
     ・選択時&各ステージ開始時に3ゴールドを付与
  • ラグジュアリーショッピング
     ・付与ゴールド:6 → 12
  • 買い物ざんまい
     ・付与ゴールド:4 → 2
  • 賢い買い物
     ・リロールごとのXP:2XP/1回 → 3XP/2回(ゴールド消費時のみ)
     ・ツールチップを修正

アイテムの調整

  • バスティオンの紋章
     ・物理/魔法防御の魔力反映率:10% → 20%
  • ダイナモの紋章
     ・消費マナ10ごとのダメージ増加:1% → 1.5%
  • マークスマンの紋章
     ・物理防御低下量:2 → 3
  • スレイヤーの紋章
     ・回復効果増加:25% → 33%
  • マナザネ
     ・開始マナ:15 → 5
     ・攻撃速度:15% → 10%
     ・攻撃力:15% → 10%

小型変更

特性調整

  • アニマ部隊(7)
     ・物理/魔法防御:35 → 40
  • A.M.P.(4)
     ・体力:400 → 300
     ・増幅素:3 → 4
  • バスティオン(6)
     ・基本物理/魔法防御:70 → 75
  • ダイナモ(4)
     ・獲得マナ:10 → 11
  • エグゾテック
     ・フラックス コンデンサー – 攻撃力:20% → 25%
  • マークスマン(4)
     ・増加攻撃力:20% → 25%
  • ラピッドファイア(4)
     ・スタックごとの攻撃速度:10% → 11%
  • ストリートデーモン(7)
     ・ステータス:17% → 16%

考察

今回のパッチ14.4では、特性・ユニット・オーグメントの多方面に渡る調整が行われ、環境の変化が期待されます。中でも注目すべきは、マークスマン・ヴァンガード・ゼリ・フォーチュン・ディヴィニコープ系統の強化です。

まず、マークスマン(4)の攻撃力バフヴァンガードのシールド耐久強化が組み合わさることで、「ヴァンガマークスマン」構成がSティアの筆頭候補に。前線の硬さと後衛の火力のバランスが極めて優秀です。

次に、ゼリ(攻撃速度+)、コグ=マウ(攻撃力+)フォーチュン(攻撃力+)、レネクトン(マナ軽減&スキル強化)、ディヴィニコープ(ステ強化)、ダイナモ(マナ強化)のバフにより、以下の構成が強化されS〜Aティアに浮上してくると予想されます:

  • ゼリバスティオン構成
  • フォーチュンダイナモ構成
  • コグ=マウリロール構成
  • ディヴィニコープゼド構成

一方で、AMP(4)の体力減少と増幅素増加による変化はマイルドであり、メタへの影響は限定的と見られます。

また、ブランド・ツイステッド・フェイト・ヴェックスといった主に魔法ダメージ系キャリーがナーフを受けたことにより、これらを軸とする構成(例:TFリロやストリートデーモ、やエグゾヴェックスなど)はA〜Bティア程度の評価に落ち着く可能性があります。

総じて、今パッチは「物理系・通常攻撃軸の再評価」と「魔法火力キャリーの抑制」が主軸であり、メタの中心はゼリ・コグ・ディヴィニ・マークスマン・ダイナモ系へと再編されそうです。

引用:チームファイト タクティクス パッチノート14.4 (2025)

管理人 山こやま
管理人 山こやま

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