【TFT】[記事要約]ユナラに「巨人の誓い」はアリ?魔力変換の仕様から紐解く相性解析(Scilla氏翻訳)

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翻訳者:Scilla(@scilla_tftft)さん / X
タイトル:云顶风向标氏によるユナラと巨人の誓いの相性解析動画翻訳(16.1c)
URL:云顶风向标氏によるユナラと巨人の誓いの相性解析動画翻訳(16.1c)

概要

「巨人の誓い」が改修され、最大スタック時に「行動妨害耐性(CC耐性)」「10%のダメージ増加」が付与されるようになりました。これを受け、耐久力と火力の両立を狙ってマークスマンにこのアイテムを積む試行錯誤が続いていました。

その中で、今セット最も「巨人の誓い」に適した物理マークスマンとして浮上したのがユナラです。彼女は「魔力を攻撃速度に変換する」という特異なパッシブを持っており、巨人の誓いが提供する魔力が、そのまま彼女のメインステータスである攻撃速度へと直結する仕組みになっています。

内容

1. 魔力変換の圧倒的なスケーリング

引用:https://tftips.app/champs/16_yunara

ユナラのスキルは、魔力に基づいて攻撃速度を上昇させます。特筆すべきは、その「持続時間」と「倍率」です。

  • 持続時間: Set15のザヤが「攻撃3回分」のみだったのに対し、ユナラは丸々4秒間バフを享受できます。
  • 数値: スキル倍率は75%を維持しており、魔力を100%積めば攻撃速度が150%上昇するという、破格のリターンを得られます。

2. 統計を凌駕する数値上の強み

「巨人の誓い」は、単純な火力比較では「クラーケンの怒り」などの専用装備に一見劣るように見えます。
しかし、最大スタック時(魔力50%+攻撃速度10%)の数値で比較すると、ユナラの魔力変換効率のおかげで、マークスマン専用装備と互角の勝負が可能です。

3. フリッカーブレードとの「完璧なシナジー」

ユナラにとって最も重要な相棒は「フリッカーブレード」です。この2つのアイテムには、以下の補完関係が成り立っています。

  • 序盤の加速: フリッカーブレードの攻撃頻度が、巨人の誓いのスタックを溜める遅さをカバー
  • 終盤の維持: 巨人の誓いの最大スタックで得られる「行動妨害耐性」が、戦闘後半にフリッカーブレードのスケーリングが最大化するまでの時間を稼ぐ

ダメージチャートで見ても、この組み合わせによる後半の伸びは非常に急激であり、現環境におけるユナラの理想的なビルドの一つと言えます。

所感

ユナラというチャンピオンは、物理ダメージを与えながら魔力という「異質のステータス」を最高効率で変換できる、非常に完成度の高い設計だと感じます。

これまでは「物理マークスマン=攻撃力・攻撃速度」という固定観念がありましたが、今回の解析は、アイテムの改修意図(巨人の誓いのCC耐性追加など)と、チャンピオンの固有メカニズムが完璧に合致した例と言えるでしょう。Set16の開発陣が意図した「ステータスの多様性」を象徴するビルドであり、理論を知っているだけで、アイテムの選択肢が大きく広がる非常に有益な解析でした。

管理人 山こやま
管理人 山こやま

ユナラの装備要求値って高いから、
装備の選択肢が増えるの嬉しいよね

コメント

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